時間は十分あるのだからもっと早くから準備しておけばいいのにね。でもこの暑さではなかなかとつい言い訳を思いついてしまう。
朝ごはんを食べた後、まず盆提灯を出した。最近では２点だけで済ませることが多い。豆球を灯すこともしなくなった。それから掛け軸を「富岳」から「南無阿弥陀仏」に取り換えた。
お盆の行事ってなんだろうと考えたがあまり思いつかない。お母さんに聞いてみたら、「忘れた、忘れた」の一点張り。ま、それでいいか。
午後のとてつもなく暑い時間帯にお母さんが味噌部屋のほうでごそごそしている。なにしょうるんと聞いてみれば、ガラス食器を出すという。お盆料理と言えばそうめんなので、ガラス食器を探しているという。おいおい、この暑いのに、そんなんせんでええのに。
夕方、庭に生えているキュウリとナスを２本ずつ収穫して、ささっと切って浅漬けしてみた。さっそく夕飯のおかずに供した。おいしいといってくれるのがうれしい。