6月5日 台所でお母さんが何かやっている。昨日採れたジャガイモを刻んで、酢につけて湯がくというのだ。皮をむいたジャガイモがざるに積み上げられていた

 母は普段ほとんど料理しない。私が広島に戻っている間はなにやら妙なものを作っているらしい。うどんにご飯をまぜてみたり、デイサービス先から配布される弁当を2回にわけて食べたりしているようだ。

 幼いころは酒造会社でまかないの手伝いをやっていたというし、この家に嫁いできてから、ずっと大家族で、その間それこそ1日も休むことなく料理を作ってきたはずだ。大ベテランのはずなのだが、今はあやしい。

 でも時々へんなスイッチが入る。私がタケノコを採ってくるとスイッチがはいって大量に料理を始める。だいだいを採ってきたときも、砂糖漬けを大量に作って、白砂糖一袋使って、甘煮のようなものだったが、結局それは庭に捨てた。

 今日はちょうど昼ご飯を私が用意しようとしたら、なにやら台所でお母さんがやっている。昨日採れたジャガイモを刻んで、酢につけて湯がくというのだ。皮をむいたジャガイモがざるに積み上げられていた。お母さん、ちょっとでええけえと言って少しだけにしてもらった。

 今日は昼前ごろから雨降り。古文書学習には絶好の日だったが、着手が遅れて、一日のほとんどはYoutubeの「鎌手の動百科」シリーズで、なつめの花とヤナギハナガサの作品を作った。昨日のジャガイモ採り入れも作ったが、それは作品というには出来が悪く、Youtubeにはアップしなかった。カメラアングルや作りこみを検討するための試作みたいなものだと自分に言い聞かせる。

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