« 8月14日 お母さんの寝間の蛍光灯が点滅している。交換用の蛍光灯管を買う。それとGoPro9のレンズカバーに傷が入っているのを修理に出した。 | メイン | 8月16日 盆提灯を片づけた。例年は家内とふたりでこの作業をやるのだけど、今年はひとり。黙々とやってもおもしろくない。掛け軸は「南無阿弥陀仏」をおろして、山水黒牛に取り換えた。 »

2022年8月16日 (火)

8月15日 お母さんが元気なのだから、料理を教わったらいいのだけど、彼女は料理を人に教えるということに関心がない。自分がつくればいいと思っている。妹たちに聞くと、やはり料理を母から教わっていないという。

今日も暑い。暑いのが墓参りに行かない理由にはならないのだけど、暑いんです。

庭に作っているナス、今日もたくさんなっている。これを両手に持てるほど収穫して台所に持って行く。インターネットで検索して、ナスの煮びたしのレシピを確認する。

私の料理はちっとも上手にならない。単身赴任介護が始まる1カ月前から急きょ勉強し始めた料理だけど、なんとかスタートはした。単身赴任介護はもうすぐ丸二年になる。まともに出来ているのは料理ぐらいだ。野村さんに給料は払っているけど、やってもらっている仕事は前任者の三分の一だよと皮肉を言う社長、社長の奥さんを思い出す。ああいやだ。あの世界にはもだりたくない。

料理のセンスがないというか、上手に作ろう、ひと手間、ふた手間をかけよう、丁寧に作ろうという態度が足らない。昼休みに遊びたい小学生が、料理を作ればいいと思って、ちゃちゃっと作るような底の浅い料理ばかり作っているような気がする。

せっかくお母さんが元気なのだから、料理を教わったらいいのだけど、なんというか、彼女は料理を人に教えるということに関心がないようだ。人に説明することに意欲がない。自分がつくればいいと思っている。私の妹たちに聞くと、彼女たちも料理を母から教わっていないという。

母に料理を作ってもらって、そばで私がその調理法を学ぶというのがいいのだろうが、今の母は料理に対してすっかり関心を失っているようである。ごくたまに作ることはあるが、私から見ても上手だとは言えぬ。ごく小さい範囲での料理は上手そうだ。全体はすごく大雑把になっていると感じる。91歳となればそういうものなのか。

料理も畑仕事も教えて欲しいなと思って始まった単身赴任介護であるが、思うようにならないものだ。

コメント

コメントを投稿