2月3日 台所の隅に私の知らない長芋がおいてある。私が益田を留守した数日の間に、お母さんはボランティアの人にうきうき電話し、いそいそ買い物にでかけて、食材を買ったのだろう。
ボランティアグループのナルクから頼まれて、月次会計処理のデータ入力を引き受けてしまった。ナルクの集会室に行って、特訓、特訓。
これがとても大変なのです。ナルクの活動形態を理解したうえで、もろもろの会計処理を理解し、そのうえで、集計システムへの入力をこなさなければならない。
朝9時に始まり、昼まで休憩なしの説明を受けた。これは大変。私の手に余る感満載。
こんな入力を全国の拠点が全部これをやっているのかと思うとそら恐ろしい。純粋にボランティアしたいという人たちを支える膨大な複雑事務処理体系という感じがする。
昼休みはひとりになりたいと思ったが、ナルクの人といっしょにガストで食事。そこまで歩いて行ったのは、気分転換する意味で正解だった。私の足取りはすこし怪しかったけど。ガストの店内には給仕をするロボットがいた。これは新鮮で面白い。
午後もみっちり。当初は朝9時から夕方5時までと聞いていたが、それは無理無理。早切り上げにしてもらった。きっと血圧上がりっぱなしに違いない。
あやうい。
業務のあまりの複雑さにいらいらしながら家に帰ってみると、台所に私の知らない食材がおいてある。私が益田を留守した一瞬の間に、お母さんはボランティアの人にすぐに電話して、いそいそ買い物にでかけて、食材を買ったにちがいない。私が留守している間、買い物に行ったのか尋ねたときは、行っていないと言っていたのに。そうじゃあなくて、私が益田を離れた瞬間に、ボランティアの人にうきうき電話し、いそいそ買い物にでかけて、食材を買ったにちがいない。やれん。あまりうれしくない。悲しくもなる。
行ってもええけえ、買ったものがあれば私に言うとくれればいいのだ。言わずして、冷蔵庫、野菜入れに投げ込んである。どうせえいうんじゃい。こんなことをしているけえ嫁姑問題おこるんで。
明日もナルクあるけど、明日は朝9時ではなく、昼13時30分にしてもらった。少しは自分のことを済ませておくことができるだろう。大変なんだよ。自分のことをしておきたいもんね。
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