3月9日 月に一度、かかりつけの医院にでかける。お母さんの高血圧をみてもらうためだが、先月から私もいっしょに受診している。母92歳、長男68歳のまさにローロー介護になりかねない。
月に一度の津田医院に行く。9時半ごろ医院についたが、患者は少ない。この時間帯がねらい目だろうか。はやく診察が終わった。
お母さんは口のまわりの傷が気になるということで、急遽皮膚科に行くことにする。益田市内では高校同級生のやっている病院がある。そこにいく。大畑先生は実にやさしい先生だ。母も喜んでくれた。
大畑医院の待合室にシルバーホームのポスターがあった。その名前におぼえがあるという。母の小学校同級生がそこに入っているかもしれないという。病院が終わったの11時だったので、時間的にはちょうどいい。思い切っていってみることにした。遠くではない。中島町だから、帰り道に寄れる。
シルバーホームの受付で聞いてみると、たしかにその人は入居しているという。事前に電話で予約してきてくれという。ああよかった。その人はお元気なのだ。これでいつでも面会できることがわかった。お母さんはとても喜んでいたように感じた。
お母さんの喜びを共有すべく、農協スーパーラポで桜餅を買った。食間におやつを食べると、お母さんの食事に影響するけど、まあ、こんなうれしい日は、見た目よい甘いものがあってもいいだろう。
機嫌よく家に帰ってきた。でも病院ふたつ、シルバーセンター訪問で疲れたらしく、母はコタツでしばらく寝ていた。
私は、台所から見える斜面に、黄色のパンジーを二株植えた。今夜雨がふるらしいからちょうどいいだろう。斜面の少し高いところに植えた。私が日常的に見えるような場所に植えてしまうと、背の低いお母さんにはみえないらしい。私の視線から高すぎる位置なのだが、まあ、お母さんに見てもらうのが目的だから、その位置に植えた。
夕飯食べていると天井を一匹のネズミが走り回っている。この家に住み始めて初めてのことだ。でもお母さんに言わせれば、ねずみぐらいおったほうかせぇがええという。なにも悪さするわけじゃあないしという。そうかなあ。
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