5月31日 あしなが育英会にお願い
私は18歳の時に運転免許を取ってから、一度だけ交通事故の加害者になったことがある。その時に大反省をした。
50歳になる直前に、それまでのペーパードライバーを卒業してクルマを買い求め運転するようになった。安全運転をこころがけるだけでなく、クルマを所有し運転する責任を担うためにあしなが育英会にと毎月口座引き落としで寄付をするようにした。私にとって少なくない金額だったが、クルマを運転させてもらうために負担しなきゃあならない経費だと思ってずっとそうしてきた。給料があがったタイミングで何度か増額した。年金生活になってからも、これまでの額で続けきた。
今日、父の日プレゼントの広告が目にとまった。私はもう70歳。私には子供がいない。いままで父の日プレゼントをもらうようなチャンスがなかった。これから先もないだろう。ずっとないだろう。ふっと、考えた。もらえる方法があるかもしれない。
ずっと続けてきたあしなが育英会に相談してみよう。冗談みたいな提案だけど、言うてみよう。世間の大人たちがどんな判断をするか、試してみよう。一笑にふされるのならそれはそれでいい。話のネタになればそれだけでもいい。
そんな馬鹿なと笑われておしまいという扱いされてもいっこうにかまわない。何も行動しないことがいちばんまずい。ゴーゴーだ。
今現在毎月の寄付をしている会員であることをあきらかにしたうえで、以下のお願いをした。
件名:父の日代行プレゼント付き寄付
大変ぶしつけなお願いでもうしわけありません。
私には子供がおりません。世の中に父の日がやってくるたびに、父親にプレゼントをおくる子供の姿をほほえましく見ていました。
私の年齢から考えて、将来子供ができることはないと思います。
いかに述べる寄付の形態を検討していただけないでしょうか。
育英会にスポットで一定額の寄付をする。そのうちの2割を父の日プレゼントとして何かのサービス、品物を選んで、私に対してプレゼントを送る。残り8割は育英会への寄付とします。名付けて「父の日プレゼント代行付き寄付」。
お忙しいところもうしわけありません。冗談のようなお願いですが、少しでも面白いと思われたら検討していただけないでしょうか。
ここまで
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