6月7日 Youtube動画「村上家乗安政二年を読む」を当初の目的にあったものにスペックダウンすべく、内容を見直す。今の私には経験・権限があり、自分でその判断、行動ができる。

 天気がいいのに、「村上家乗安政二年を読む」の動画づくりにいそしんでいる。これが時間かかるんです。まずテキストを読み込んで、解読文を書き上げる。解説する文字を選ぶ。現代語訳の文章を書く。現代語訳をタイプする等などずいぶん手間がかかるようになった。

 当初は単純に1日分を読み下しているだけだったが、文字解説もするといいだろう、現代語訳もあるといいだろう、現代語訳と原文を並べて表示したらいいだろうと内容がどんどん盛り込まれていった。

 今日ふと気がついた。誰のためにこれをやっているのか。そこまでの内容が果たして必要かどうか。

 現場の人は自分たちの仕事を少しでもいいものにしようとして頑張る。ひたすらがんばるんよ。不必要な内容があるのではないか、労力のわりには効果の出ないのがあるのではないかとは考えない。とにかく内容をよくしようと頑張る。そのために業務がついつい肥大化してしまう。

 これ仕事でよくあったことだ。現場の人たちは無駄な仕事があるかもしれないとは考えずに、ひたすら業務のレベルを上げようとする。

 どうすればいいか。一歩引いた管理職の人が冷めた目でみるべきなのだ。そして何を言われたって大ナタをふるうべきなんだ。そうしないと業務はいくらでも大きくなり、目的以上のレベルに至ってしまうことがある。

 大学図書館のどの業務とは言わない。管理職はそういう行動をとらなければいけなかったのだ。業務のレベルを上げることは現場にまかせれば大丈夫。管理職はそれが目的に最適なものかを判断すればいい。

 「村上家乗安政二年を読む」を当初の目的にあったものにすべく、内容を見直す。今の私には経験・権限があり、自分でその判断、行動ができる。

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