« 1月16日 朝、雨が降っていた。唐音スイセン公園の駐車場当番は中止になるのではないかと期待したが、雨が小降りになり、出かけた。 | メイン | 1月18日 午前中雨降り。昨日の写真塾は天気がよくてよかった。晴天はなかなか続かないものだ。 »

2023年1月18日 (水)

1月17日 風景写真塾の撮影会。芸北に集合したが、そのまま島根県益田市に移動。三隅町の柿団地と唐音スイセン公園に行く。とてもおだやな天気。

紺野写真塾の撮影会。集合は午前10時に先生宅なれど、芸北・八幡周辺での撮影会はなく、そのまま3台の車を連ねて、益田市に向かう。今日は先生を含めて8名の参加。

最初、三隅町東平原の柿団地に行く。ここにラッパズイセンが咲くんだと教えてもらつたが、実際に咲くのはまだまだ。ニホンズイセンが終わってからだ。

そしてレストランとみに行く。予約より30分以上早く着いてしまったが、うまく対応してもらった。

食後すぐに唐音スイセン公園に向かう。今日も駐車場当番の人たちががんばっておられた。協力金たくさんあつまったかな。

15時30分ごろに現地解散でみんなは広島に向かって帰っていかれたが、私ひとりは益田にそのまま。みんな広島に帰ることができてうらやましいなあ。

夕方から雨が降り始めた。また戸外作業ができなくなるのだろうか。それならば短編時代小説にチャレンジすればいいではないか。

いままでやったことがないんだから、やってみればいい。やってみてモノにならなかったでもいいではないか。

「花のあと」Kindleを大きな文字で表示して、わきにおく。それを見ながらタイプしていく。ちょっと前だったらこんな面倒なことはしなかっただろう。コピーアンドペーストすれば、同じものができる。時間の節約になる。

今はちがう。私の文章修行のためだ。

藤沢周平の文章はやさしく、平易な文章だ。これなら私も真似事ができるだろう。これがオーケストラのバイオリンの楽譜やなんかだったら、演奏の真似事なんてできやせんだろう。藤沢周平の文章だったら、真似てみることができるだろう、たぶん。

だから、要は何を書くかだ。

村上彦右衛門の三男幾三郎四歳が若党の平次郎に連れられて住吉祭に行く場面はどうだろう。妻の家小と義母の慈君が心配する。彦右衛門はかつての自分も小さいころ住吉祭に連れて行ってもらったことを回想する。実はそのとき不思議な体験をしたのだ。ここを浅田次郎風に仕立てる。夜遅く、少し大人にって幾三郎が帰ってくる。おおっ。これはどうだろう。

彦右衛門の家があっただろう基町高層アパートあたりから住吉さんまで実際に夕方歩いてみよう。その時に吹く広島の風を描写してみよう。浅田次郎風の不思議な事件はどこかの橋のたもとで起こる。

住吉橋の向こうにお父さん(彦右衛門)らしき姿。留守番しているはずなのに。となりにはお母さん(家小)ではないひとが寄り添っている。追いかける。追いついて、話をする。怪訝な顔をされる。花火があがる。ぱっと振り向いて、視線を戻すと、おとうさんの姿がなくなっている。

いいなあ、これ。

いいなあ、これ。

書くことができたら、城同人誌に出してみよう。評判なら連載をもらおう。アア。そんなにうまくいくわけがない。

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