« 6月8日 お通夜が終わった後、親族控室に案内された。益田からかけつけた三人は夜伽のメンバーだという。故人はお酒好きの人だった。私たちは買ってきてもらった缶ビール、日本酒を呑みながら大騒ぎ。 | メイン | 6月10日 母を見舞ったら持ってきてほしいものが鉛筆書きでリストになっていた。①テープ(養生テープのことらしい)、②小さいハサミほか »

2023年6月10日 (土)

6月9日 私以外のふたりは御殿場駅前のビジネスホテルに泊まる。今夜も呑み上げるのだろう。私はひとりで御殿場線に乗り、沼津駅に向かう。乗客のほとんどはマスクしている。

朝起きると風が吹いていて、視程を妨げるような霧に近い雨が降っている。宿泊地の周囲を散歩してみたかったが、それはかなわず。10時に式が始まるのをまった。

10時になっても雨だった。会館のまわりがベールに包まれたようで神秘的な雰囲気になっていた。

収骨は13時ぐらいだった。それまで降りつつけていた雨はほぼ上がっていた。故人の家族に見送られて私たちは会館を後にした。私以外のふたりは御殿場駅前のビジネスホテルに泊まる。今夜も呑み上げるのだろう。私はひとりで御殿場線に乗り、沼津駅に向かう。乗客のほとんどはマスクしている。この都会でもそうなのだ。暗い気持ちになる。なして日本はこんな国になってしまったのかのう。

沼津駅での乗り換えはスムーズ。東海道線で熱海行になんなくのることができた。三島駅で新幹線に乗る。名古屋駅で乗り換えて広島に向かう。名古屋駅は金曜日の夕方ということもあって混雑していた。車内でお酒の一杯でも飲もうかと駅売店を探したが、初めてのところではなかなか勘が働かない。結局何も買わずに乗り込んでしまった。社内販売があるしと思っていたが、それがなかなかやってこない。

京都駅を過ぎるあたりで、車内販売のカートがやってくるのは16両編成のうちの一部だけなのだ。なんだよう、残念。何も飲み食いせずに広島駅についてしまった。

コメント

コメントを投稿