8月17日 お母さんへの料理、配膳、話しかけ、しゃべり、いつそれが最後の言葉になるかもしれんけえ、注意せにゃあいけん。
夕食後しばらくして母が私を呼び止めて言う。
「今日は薬を飲まんでええんかのう、5枚の皿に出てこんかった。」なぬ、私はイラっとして母に言う。「薬を飲むタイミングは自分で管理してえやあ、人に飼われている猿じゃないんじゃけえ」とひどいことを言ってしまった。
母がショートステイから帰って以後、薬に関する小さなトラブルがあったので、よかれと思って、朝食後に5枚の小皿をテーブルに並べ、その中に1錠ずつおいてやるようにした。一包袋からこぼしたりするので防ぐためだ。夕食後には小皿を1枚出して、該当薬を一包袋から取り出し、皿に置いてやる。こんなのが数日続いて、当たり前になってしまったのかもしれない。「今日は薬がないんかいのう」発言に私はカチンときてしまった。夕食後は1粒というのは頭から消えたんかい。
お母さんへの料理づくり、配膳、話しかけ、しゃべり、いつそれが最後の言葉になるかもしれん。家に飼われた猿発言なんてとんでもない。最大限注意してさしあげねばいけん。わかっているつもりでも、とぼけた発言にはイラついてしまうことがある。ついイラつきで誘発された発話をしてしまう。よくないとわかっていても。言葉が荒くなってしまう。私の思い通りにならないといらいらしてしまう。
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