11月6日 日々の生活は変化がなくていい。ないのがいい。ずるずる、今が特段に良くなくても、今のまま状態がずっと続いてもいい。
介護度判定の調査があった。聞き取りや屋内での行動観察があった。お母さん今日は少しばかり調子がいいようだ。
日々の生活は変化がなくていい。ないのがいいかもしれない。ずるずる、今のまま状態がずっと続いてもいい。これから変化があるとしたら、プラスの変化がおおいわけではない。小さい子供がいるのであれば、中学生になったり、クラブに入ったり、高校受験があったり、日々の変化は周囲のものにとって楽しいものなんだろう。
しかし、この家では違う。変化があるといっても、どう考えてもマイナスのものが少なくないだろう。誰かが病気になったり、怪我をしたり、そうならないようにおおきな注意は払うが、あるだろうなあ、高い確率です。母が老人ホームに入ることになったら、とても大きな変化になるだろう。私がこの家で生活することすらなくなってしまうだろう。人が住まなくなったら、建物や室内はすぐに荒んでしまうだろう。お風呂も、冷蔵庫も健全に存在しなくなるかもしれない。
そんなことを考えると、今を整えて生きることが大切だとは思うが、それで未来が変わるわけではない。憂鬱になる。どうする、野村君。
コメント