2025年6月23日 (月)

6月23日 クルマを手放した

ついにクルマを手放した。50歳直前にペーパードライバーを卒業してクルマに乗り始めた。それから20年間乗った。徳島、松江、佐賀、益田に単身赴任した。よくがんばりました。定年になったのだから、これからは自由にあちこちでかけることができると思いきや、こんなことになってしまった。
まだ70歳なのにね。クルマを手放すことになろうとは、ショック。高齢者の運転は危ないという声は他人のことだと思っていた。70代80代で運転している人たくさんいるし、そんなに危ないわけではない。
ついつい、同じ境遇の人を探してしまう。Youtubeネタの「グッドカーライフ研究家」ももっと続けたかったのに。
今朝ふと気が付いた。個人賠償責任保険を失ってしまった。自動車保険に付帯しているときは気にしてしなかったが、この保険は単独加入は割高になってしまう。しかし、賠償責任額のことを考えると絶対入っていたほうがいい。
これまで入っていた保険会社に相談したら、火災保険の付帯という方法があるからと教えてくれた。
さっそく電話してみると、個人賠償責任保険を明日からつけれますからと言われた。よかった。

日常に運転するクルマを所有していないというのは、大人の気概が欠けるもののような気がしている。ペーパードライバだった30歳代40歳代にもクルマを運転していないことに対して奇異の目、物珍しさの目を向けてくる人もいた。
まあ、それが解消できた20年間だったと思えばいいっか。
寂しさはひしひし感じている。

20250621_1407

2025年5月31日 (土)

5月31日 あしなが育英会にお願い

私は18歳の時に運転免許を取ってから、一度だけ交通事故の加害者になったことがある。その時に大反省をした。

50歳になる直前に、それまでのペーパードライバーを卒業してクルマを買い求め運転するようになった。安全運転をこころがけるだけでなく、クルマを所有し運転する責任を担うためにあしなが育英会にと毎月口座引き落としで寄付をするようにした。私にとって少なくない金額だったが、クルマを運転させてもらうために負担しなきゃあならない経費だと思ってずっとそうしてきた。給料があがったタイミングで何度か増額した。年金生活になってからも、これまでの額で続けきた。

 今日、父の日プレゼントの広告が目にとまった。私はもう70歳。私には子供がいない。いままで父の日プレゼントをもらうようなチャンスがなかった。これから先もないだろう。ずっとないだろう。ふっと、考えた。もらえる方法があるかもしれない。

 ずっと続けてきたあしなが育英会に相談してみよう。冗談みたいな提案だけど、言うてみよう。世間の大人たちがどんな判断をするか、試してみよう。一笑にふされるのならそれはそれでいい。話のネタになればそれだけでもいい。

そんな馬鹿なと笑われておしまいという扱いされてもいっこうにかまわない。何も行動しないことがいちばんまずい。ゴーゴーだ。

今現在毎月の寄付をしている会員であることをあきらかにしたうえで、以下のお願いをした。


件名:父の日代行プレゼント付き寄付


大変ぶしつけなお願いでもうしわけありません。

私には子供がおりません。世の中に父の日がやってくるたびに、父親にプレゼントをおくる子供の姿をほほえましく見ていました。

私の年齢から考えて、将来子供ができることはないと思います。
いかに述べる寄付の形態を検討していただけないでしょうか。
育英会にスポットで一定額の寄付をする。そのうちの2割を父の日プレゼントとして何かのサービス、品物を選んで、私に対してプレゼントを送る。残り8割は育英会への寄付とします。名付けて「父の日プレゼント代行付き寄付」。

お忙しいところもうしわけありません。冗談のようなお願いですが、少しでも面白いと思われたら検討していただけないでしょうか。

ここまで

2025年5月23日 (金)

5月23日 Youtubeチャンネル「鎌手の動百科」続編

4年間の単身赴任介護の間、コロナウィルス感染防止とかわけのわからんことが影響して、家に閉じこもりがちになってしまった。そればかりが原因でもなかっただろうけど。人との付き合いは少なかった。
それでも山陰道鎌手保存会活動や自治会の草刈り、市内のボランティアに参加したりしていた。そうこうしているうちに溜まってきた紙の資料。ここ1カ月の間に整理を始めた。鎌手の歴史にとって大事と思える資料もあるが、それを今後活かすすべ、意欲をもたない。ゆずったらいいと思える人も思いつかない。資源ごみとして処分するしかない。
 それらを点検しているうちに、Youtubeチャンネル「鎌手の動百科」の続編を少しだけでも作ってみようかという気になってきた。
①鎌手に新しく住む人に役立つ情報
①私のように県外に住んでいて、実家じまいを考えている鎌手出身の同年配の人がいるにちがいない。それらの人に役立つ情報をまとめておく意義はあるだろう。
③ブログ、Youtuberのすすめ、
「実家のたたみ」を孤独にしないための提案
④Youtubeのネタ提案
⑤私のやり残したもの紹介、うまくゆけば続きをやってくれる人が現れるかも

これから「鎌手の動百科」続きを作っても、発展性があるとは思えないが、今のままではやりのこし感満載だ。手元資料を資源ごみに出してしまったのでは、何も残らないことになる。なんとかしておきたい。

2025年5月17日 (土)

5月17日 墓参り要領

実家をたたんでしまったので、野村家の仏壇も墓もない。それらは菩提寺に移した。今年も父の命日が近づいた。妹たちのために墓参りの要領をまとめておく。
西楽寺正門から入って、右手に納骨堂があります。正門側を向いている面が外来者、ちょとお参り用の祭壇です。祭壇に花瓶があります。すでに活けてあるのをかたずける場合は、そばのバケツに古くなった花を移してください。持参した花は祭壇の花瓶に活けます。線香は重たい蓋の箱に入っていますので、自由に使ってください。浄土真宗ですから、点火した線香は線香盆に立てずに寝かします。辞する時は元のように重たい蓋をしておいてください。

御院家さんにお経あげてもらう場合は、事前に西楽寺に電話してください。(0856)27-0547です。花を活けて線香たてて念仏だけであれば、西楽寺さんに何も告げずに済ませても大丈夫です。

2025年5月16日 (金)

5月16日 三百年忌記念動画を作りたい

益田市役所に空き家バンク登録の相談に行ったのがちょうど1年前の6月。事情があって空き家バンクには登録できなかったが、市役所で市内の不動産会社を紹介してもらった。運のいいことに私の近所だったのですぐに相談に行った。
書類を整えて、売り出し価格を決めて、ハトマークでPR開始。紆余曲折はあったが、買いたいと言う人が現れて、話は順調に進んだ。屋敷と家屋だけでなく、畑、山林も買ってくださることになった。うれしいことだ。対象となったのは結局、家が2軒分、これらの残置物撤去、ハウクスクリーニング、農地の売買があったので農業委員会関係の手続き、抵当権が残ったままの土地もあったので、それの抹消手続きなどなど事は簡単ではなかったが、なんとか終わった。買ってくださった方はこの4月には入居されたように聞いた。地元町内会にも入られたようだ。不動産会社から電話があって、売買代金を清算しますからという連絡があった。

 当面の手続きはほぼ終わった。不動産媒介契約は1年で終わった。すべて順調にいったと思う。
 この間の事情をブログに書いてきた。々境遇の人になにかの御役にたてれば幸いである。

 このあと、地元銀行の口座を解約すること、地元企業の株式を売却することなどの作業が残っている。

 米国の大統領トランプさんのおかげで株はおおきく元本割れしているが、地元企業応援という意味で株を持ち続ける意味合いが薄れてくるので、手放そうと思う。

 この身をとりまく事情が次第に益田市鎌手と離れていくのがさびしい。
 そうだ、近いうちの野村家初代の三百回忌をやってみよう。大浜都屋三百年忌のドラマをYoutube動画にしたい。それまで映像クリエーターとしての技術を磨き、後世に残り、あるいは地元の人たちの作成参考になればうれしい。カメラは進化しており、パソコンもソフトウェアもインターネットも充実している。内容に関しては少々創作が混ざってもいいだろう。言うたもん勝ちという言葉もある。法事のときに参列者に披露して、そんな馬鹿な笑ってもらえれば最高だ。家をしまってしまってしまったお詫びとご先祖様への供養にしようと考えている。その動画できましたと報告するまでは、このブログを閉じることができないかもしれない。閉じない理由をこそこそ考えている自分が悲しい。

2025年4月23日 (水)

4月22日 固定資産税納税通知

益田市より固定資産税納税通知が届いた。固定資産税は1月1日現在の所有者に対して課税されるので、私の手元に届いた。

 令和7年度固定資産税について、相当分を買主に負担してもらう。清算日は、媒介契約日ではなく、所有権移転登記完了の日になってしまった。ま、しかたないか。

今回、土地の10筆が残ってしまった。売却できなかったのだ。引き続き売却の努力はするとはいうものの、実際には放置になりそうだ。

益田市の「固定資産税のお知らせ」によれば、
https://www.city.masuda.lg.jp/soshikikarasagasu/somubu/zeimuka/3/2394.html

課税標準額の合計が以下の金額に満たないものは課税しませんとある。同封されていた固定資産税別紙課税明細書から、売れ残ってしまった土地の課税標準額をエクセルで合計したところ、9万6千円。よしよし、これで来年度からは課税通知はされないだろう。


https://www.city.masuda.lg.jp/soshikikarasagasu/somubu/zeimuka/3/2394.html

免税点

同一人が所有する土地・家屋・償却資産のそれぞれの課税標準額の合計が下記の金額に満たない場合、その区分についての固定資産税は課税されません。(課税されない場合、課税明細書・納税通知書は送付いたしません。)
金額一覧 土地 30万円
家屋 20万円
償却資産 150万円

2025年4月19日 (土)

4月19日 自己紹介動画をおろそう

外で写真を撮っていたときなどに、撮らせてもらった写真をコンテスト出品等に使わせてくださいとお願いしたいときがある。そういうときのために名刺を持ち歩いていた。とは言っても、すでにリタイヤしているので、所属している団体があるわけでもない。「大浜の写真家野村正人」という動画を作り、名刺にはその動画URLのQRコードを印刷しておいた。

益田市の実家を片付けたからには、この自己紹介動画は使えなくなった。これを公開を止めとめなくちゃならない。そして新しいバージョンを作りたい。「牛田の映像作家」ちょっとしっくりこないけど、要はそういうものだ。

20250419_1300

2025年4月 7日 (月)

4月8日 花見に連れて行ってやれない

老人ホームの部屋のから外を見ると、黄金山が見える。この時期は麓から道路沿いの桜がまるでとぐろをまくかごとく頂上に向かって咲きあがる。広島の風景だ。
母のそれを伝えると気がついていないという。えっ。窓から見える長い長い新幹線の話はよくしてくれるからきっと黄金山の桜を見てくれているのだと思っていた。
今の老人ホームから通っているデイサービスではお出かけの行事というのはないようだ。益田市のからおと苑では花見や紅葉狩りと称して出かけていたが、今のところではそういうことはしていないようだ。これはちょっと誤算。

20250404_1110

そういえば、今の老人ホームに入居して、建物の外へ出ることはまったくといってないようだ。これはいかん。私がせっかく広島に住んでいるというのに、なんということだ。

私はクルマを持っているのだから、花見ぐらいつれていってやればいいのにときっと兄弟から言われるにちがいない。

調べてみたら、益田にいたとき、2022年4月4日、下種町の川下公園に母と一緒に花見に行った。そのときの動画をアップしていた。そうそうそういうことがあった。まぶしい。


4月7日 母を家なき子にしてしまった

今入居している老人ホームで担当の人に言われて、同意書にサインした。入居中のホーム建物内にあって、現在週2回利用している通所介護施設(いわゆるデイサービスセンター)の料金が変更になるという。値上げだ。契約者名住所氏名、家族住所氏名に記入してくれてという。契約者名である母の住所は島根県の住所を書いてくれと言われてびっくり。ちょっと間をあけて私は「その住所はもうありません」と告げた。そうなのだ。島根県益田市の元の住所にはもう何もない。家も土地も墓もない。母には帰っていく家がないのだ。通所介護施設の担当者は一瞬きょとんとしたようだが、すぐに事情を理解してくれた。
 どうしようもないことだが、母にはむごいことしてしまったのだろう。

 母自身はこのことをどう思っているのだろう。尋ねたことはない。言うてもせんないことは言わないようにしているだけなのだろう。
**
この「実家をたたむ」ブログも閉じなければならない。次のステージはどうしよう。

20250407_1000

2025年3月 8日 (土)

3月8日 屋号、家紋をどうするか

益田地方では家の称号として屋号を使うことが多い。苗字は誰にもあるが、屋号はどの家にもあるわけではない。我が家は「都屋」だった。どこかに登録してあるわけではなく、通称のような形で使われていた。さて、益田の家も土地も墓も処分したが、この屋号はどうしましよう。我が家には子供がいないので、家は絶えるということになるが、私、家内、ふたりの所帯というものははまだ存在している。
  家を次の人に売るときに、都屋の焼き印こてをそのまま物置に置き忘れてしまった。買った人には不要のものだから、処分してしまわれるだろう。ああ、しもうた。広島に持ってくるべきだった。もう遅い。
 「都屋」を広島でも名乗ろうと思う。住んでいる地域で明示するすべはないけど、使ってみようと思う。私の発信する情報には「都屋」の名前を使っている。ホームページのサイト名称、ドメイン名に使うことにより社会化しておこう。それぐらいのことかな。たよりない存在ではあるが。
 「家紋」をどうするか。もう家は絶えるのだし、継ぐべきものがいないのだから、これは自然消滅か。しかたない。家の歴史だ。

20180614_1058