5月20日 毎朝日付の確認をしていたのは、私のためだったのかもしれない

　朝食の準備が出来たので、お母さんを呼びに行った。母は私より早く起きだして着替えて庭にでて草取りをしている。働き者だ。庭にアブラナ科の黄色の花が咲いている。これはナノハナですかと質問したら、なんと高菜だった。とうがたってしまったのだ。確かに黄色の花はまばらについている。葉はたくさん出ているのに、取入れを怠ってしまったのだ。

　朝食のあと、お母さんの脳活のために、今日の日付を質問するのだが、今朝はその出題を私が忘れてしまったらしい。流し台の上にあるホワイトボードには今日と明日の日付を書き換え終わっていたが、出題しなかったようだ。お母さんが唐突に今日の日付令和４年５月２０日金曜日と言い始めて、びっくり。日々のもの忘れ度合いを試されているのは母ではなく私の方だった。