9月16日 総菜コーナーで春巻きを見るとつい買ってしまう。5個入りパック買って、2回に分けて使う。お母さんに1本、私に1本半でおかずにする。
50歳になった時に初めての単身赴任を経験した。いいチャンスなので料理を覚えましょうというので、道具を買い、レシピ本も簡単そうなのを読み始めた。しかし、急にそんなこと始めてもうまいものが作れるわけがない。大量に作ってしまったり、おいしくなかったり、さんざんであった。
職場は大学だったので、学生食堂が安価で栄養バランスのとれたものを提供してくれていたので、もっぱらそれを利用した。それができた。
さて、単身赴任介護先は大学ではないし、職場でもないので料理は大問題だった。1か月間の付け焼刃的な特訓を家内から受ける。今度はできないなんて言っておられない。窮すればというやつだ。
そんなものだから、私のできるものは数が知れている。地元スーパーの総菜も最大限利用している。まわりに畑があるので、もっと自分で食材を作ってみたいが、農業もしょせん素人。そううまくゆかない。
お母さんの好き嫌いについ合わせてしまう。刺身を食べないし、カレーライスは嫌いだという。
姪が小さいときにこの家にいたが、その子がカレーライス食べたいといっても作ってやることができなかったという。あまりに食べたいというので、黄な粉を煮たものを出したらそれはカレーではないと泣かれてしまったという。お母さんの得意ネタの話だが、真実はあやしい。ネタなのだろうと思う。
私の作ったものでまずいと言われたあまりない。キヌヤの総菜ものでうまいとほめたものは、つい店頭で見かけるたびに買ってしまう。昔の母が私に対してそんなことをしてくれていた。うまいとほめた料理が何度も出てくるのだ。それ以来私は母の作ってくれた料理をあまりほめないようにしている。
キヌヤの総菜コーナーで春巻きを見るとつい買ってしまう。5個入りパック買って、2本と半分をとりわけ、お母さんに1本、私に1本半でおかずにする。
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