6月30日 毎夕、母に電話する習慣は、単身赴任介護によって必要はなくなったが、今回のように入院してしまうと、話をする機会が極端に減ってしまう。雨の夜は電話でもいいので声が聴きたい。
今日も一日中雨降り。梅雨だなあ。父が亡くなって以後、母には益田でずっと一人暮らしをさせてしまった。最初のうちは日曜日の8時と決めて広島から電話していた。いつぐらいだったのかなあ、まだどこかの大学に勤めていた頃なんだろう。
そのうちに、母がデイサービスから返ってきた日の夕方にも電話するようになった。その日のからおと苑での出来事を聞いていた。文教大学からの帰り道、可部のあぜ道で電話をしていたような気がする。あたりは暗かったけど、季節はいつだったのだろうか。
週に3回がいつのまにか5回になって、そのうちに毎日電話するようになった。こうなれば習慣である。
今回の母の入院には参った。母は携帯電話を持たないものだから、こっちから電話するすべがない。コロナ収束で面会はできるようになったから、毎日でも顔を見に行くことはできるが、さすがにそれはしていない。病院にいるのだから、安心である。
毎日の電話習慣は、単身赴任介護によって必要はなくなったが、今回のように入院してしまうと、話をする機会が極端に減ってしまう。今夜のように雨の音がずっと続くような夜は、電話のひとつもしておきたいがかなわぬ。
病院でどんな生活をしているかなあ。機嫌よくしていてくれればいいが。
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