8月21日ブログのタイトルを変えます「島根県益田市鎌手で実家をたたむ物語」
母親を益田市から離れて、広島市内の老人ホームに入居させて1か月が経過した。なかなか慣れてはくれないようだ。そりゃあそうだろう。むごいことをさせてしまった。
事情があってこの1週間は面会できないでいる。母が元気なうちに実家の仏壇、墓をたたんでしまっていいものだろうか。そんなことを迷っている段階ではないのだが、愚図愚図先延ばしにしていたら、すぐに光の矢が飛んで行く。
母に面会して、了解をもらわなきゃあいけんだろうけど、それがほんとに正しい道だろうか。母に諾と言わせることが人の道として正しいのだろうか。私には苦悩である。
今年のお盆は、実家に母がいない。私ひとりが益田の実家で過ごした。仏壇のお盆飾りもせず、南無阿弥陀仏の掛け軸も出さず、盆提灯のひとつも飾らず、墓掃除もせず、墓参りもせず、粗末にしてしまった。
急ぐのは仏壇じまいと墓じまいか。寒くなる前にやろうと心に決めていたのに。それ自体を躊躇している弱い自分がいる。なんてことだろう。お寺に電話にして日程を決めなくてはちっとも前に進まない。
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