8月9日 写真動画をもっと撮っておけばよかった
私は写真家であり動画クリエーターだ。お母さんと益田で同居するのであれば、まず撮るべきは母の姿だったはず。当初はその自覚があって、実際に撮っていた。Youtubeの作品にも端っこのほうであっても、なにげなく登場してもらうようにはしていた。しかし、なかなか難しい。昔の思い出話を語ってもらおうと思ってカメラを回したことがあったが、本人あまり覚えていないという。津田の町並みを一緒に歩いたこともあるが、なかなか思い通りの絵にならない。
益田の地で生き生きしている姿が撮れなくなった今どうすればいいのか。いやいや、老人ホームで活躍している姿を撮って差し上げることが私の仕事ではあるまいか。写真家野村正人、動画クリエーター野村正人のこれからの長い人生で大切にすべき時間なのだろう。新しいカメラ買おうかしら。
この記事の初出はエンジョイブログ「単身赴任介護プラス3」
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