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2024年10月18日 (金)

10月18日 父の日記、手帳を焼いた

昨日、裏山の道を歩いたとき、あることが気になった。今朝、新墓に行く道に行って我が家のイノシシ除け塀を点検した。道には栗のイガがたくさん落ちていた。今年は栗が豊作か。これではクマで出てきそうだ。

塀の一か所が1メートル巾ぐらい倒れている。直しておかなければならないだろうが、そこに近づくにはそうとうの草刈りをしなければならなそうだ。その時間的余裕がない。実家売却の期日が迫っている。

いったん家に戻って、近所の家の柿の樹を6本根元から切り倒した。切った後の幹、枝、実は持ち帰った。クマが心配になるような実の付き方だったので、家の人に言って切らしてもらった。

益田にいる間に片付けておきたいことがまだまだある。父が50歳のときから30年以上書き続けた7冊の日記と十数冊の手帳を庭で焼いた。家族や勤め先、地域のことを実名で毎日書いている。その存在意義は私が今読み込んでいる古文書の村上家乗となんら変わらない。石見国美濃郡田舎のサラリーマン昭和平成の生活が詳細につづられている。歴史的価値は高いと思う。しかし、家内の一言が秀逸だった。「人が読めないものは古文書ではありません」そうなんです。悪筆でだれひとり読めないのです。AIよ、早く発展してくれ。そうすれば読めるようになるに違いない。しかし、今は誰も読めません。

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しようがない。でも、私には躊躇があって、日記1冊、手帳1冊を助けてしまった。広島に持ち帰る。どうするかあてはない。なんのことはない、燃やせるゴミとして広島で出してしまうのだろう。

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