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2024年10月 4日 (金)

10月4日 仏壇じまい墓じまいの前にやっておくこと

ぼやっとしていたら、仏壇じまい墓じまいの予定日が近づいてきた。

やっておかなければならないことがある。これまで我が家の歴史などというものに関心がなく、ほったらかしにしてきた。これじゃあイカンというので、泥縄的に調べ始めた。

仏壇前にある過去帳。これはスキャナーで取り込んでPDFファイルにして、書いてあることはテキスト化した。一番古い記述は明和7年(1770年)6月29日 梅幼童女 。なんと江戸時代半ばだよ。

家の裏山にある墓地、墓石の刻面を読み取っておこうと思ったが、これが意外と難しい。

直射日光のある日は撮影向きではないので、曇りの日を待った。カメラと三脚を持ちあがって、9つある墓石の刻面を撮り終えた。

墓石は立て込んでいるので、3面がきれいに撮れるわけではない。ご先祖様にはお騒がせすることになったが、墓石をぐるぐる回してカメラの方に向けて動画におさめた。

動画を家のパソコンに入れて、編集した。これによって刻面を読み取ってみたが、そう簡単ではない。

文字が傷ついて壊れていたりして読み取れないものがある。これは困った。墓石撤去の前にもう一度墓地に行って、全部丁寧に撮りなおさなければならないと考えている。

家系図を作るのを目指したが、よくわからないのがある。

私は親からご先祖様のことをほとんど聞いていない。おしえてもらったのだろうけど、まじめに聞かなかったのだろう。

入手可能な戸籍は手に入れている。これもテキスト化しようとおもったが、読めない文字などもあって手こずっている。

過去帳に書いてあることが全部ではない。誤記入がないとも限らない。そして石塔の文字も全部正しいとはいえないかもしれない。そんなことをあれこれ紙に書いていると、時間ばっかりかかってしようがない。でも、今やらにきゃあ、解析の手段がなくなってしまう。

老人ホームに入所している93歳の母に聞いても、昔のことはよく覚えていないというばかり。もう、他には親戚いない。

我が家では誰も家系図を作ろうとしなかったのだろうね。そして最後の最後になって、私がこのざまだ。しかたない。

今回調べたことはYoutubeの動画として発表しておきたい。明和から令和の今年まで250年の間に鎌手の歴史や古文書に登場したかもしれない。後世の人がなにか調べてくれるかもしれない。そのためになにか作品にしておきたいね。

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