8月29日 午後は島根県立石見美術館の新収蔵記念特別展松江泰治JP-32を見に行った。今日が最終日なのだ。作品の各写真にタイトルなし、説明なしという手法はとてもイライラを感じさせる不愉快なものだった。風土記というタイトルは合わない。
今朝は涼しかった。これまではタオルケット一枚すら必要なかったのに、今朝はそれ以上のものが欲しかった。
今日は涼しいのだろうという判断で庭の作業をした。庭のナツメの樹につけていた巣箱の撤去。結局一度も利用されなかった。オカにも3ケの巣箱を設置したが、どれも利用されず。この辺りでは野鳥の住宅事情は良好なのだろう。
作業しているうちに直射日光が鋭くなってきた。なんだやはり暑いんだ。
午後は島根県立石見美術館で開かれている新収蔵記念特別展松江泰治JP-32を見に行った。今日が最終日なのだ。
「空撮写真に地平線や空を含めない、影を生じない順光で撮る」というところまでは理解できても、各写真にタイトルなし、説明なしという手法はとてもイライラを感じさせる不愉快なものだった。会場に並ぶ40点の写真にはなにひとつ説明板がない。会場片隅にあったパンフレットは、JP-32 04出品番号が会場のどこにあるのかの説明図だった。
彼の写真集が売店にあったが、写真集の写真も地名、年月日など一切の説明がない。これが現代の風土記といえるだろうか。きっと言えない。こんなことをされたら、悪意すら感じる。私たちが何気なく接している景色の知られざる面を鮮やかに浮かびあがらせてくれるとはとても言えない。
不快な気持ちを静めるのにグラントワを出た後、となりの図書館で一時間以上ボケッとする時間が必要だった。
https://www.grandtoit.jp/museum/matsue_taiji_jp-32
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