5月13日 土曜日の午後、広島駅ビルまわりは賑やか。5類移行後の初めての土曜日。私にはまぶしすぎる光景だったが、この変化を味わいたく、尊敬する人との会話、久々の生ビール、冷酒を楽しんだ。
久しぶりの古文書解読同好会例会。先月は母が骨折入院したというので、同好会例会を休んでしまった。それから早や1か月。いろんなことがあった。入院の手続き、広島と益田の往復、家の片付けなどなど、一度に多く変化した。
同好会例会に出て、知った顔を見て、知った声、ざわめきを聞いて、すっと以前に戻った。ああ、こんな生活をしていた。
私たちの班に新人が入ってこられた。これまでのB4班は私ともうひとりの女性が新人だったので、ようやく後輩が入ってきたという感じである。この同好会に入ってきられたのは、解読入門講座、続入門講座を終えられた人たちのうち、続いて勉強したいと手をあげた人たちである。
私が今後の読み当番の回し方を説明する。それを聞いておられる新人さんの表情、受け答えが妙に懐かしい。ああ、私たちにもそんな時期があった。
早速班内連絡グループLINEに登録。いつも迷う作業だが、なんとかできた。いままでLINEに参加できていなかったもう一人も参加してもらったので、LINEを使って、諸連絡ができる。6人のうち、5人までがLINEで連絡できるというのは、全体16グループの中でも優秀な方だろう。
そういう手法的なことは大事だけど、内容をどう充実させるか、自分たちにとって面白いものをすることが大切なのだ。班内で議論したり、時には古文書に登場する場所を訪ねてみるとかそういうことが出来るようになれば最高だが、そこまで行くにはまだまだかかるだろう。あわてない。
今日はほぼ一日中雨降り。普段であれば、牛田から自転車で千田町にある広島県立文書館までいくのだが、今日はバス、市内電車を乗り継いで文書館まで行った。だから、帰りも市内電車、バス、歩きなどでと思ったが、雨がまだ降っているので、広島県情報プラザ前バス停からバスに乗ることにする。ここは、忘年会をしたときに教えてもらったバス停だ。文書館から近いし、広島駅に行くので便利だ。
バス停に向かって歩いていたら、同好会の先輩が歩いている。私の目標としている人だ。思い切って声をかけてみた。「呑みにいきませんか」
土曜日の午後、広島駅ビルまわりは賑やか。5類移行後の初めての土曜日。私にはまぶしすぎる光景だったが、この変化を味わいたく、久々の生ビール、冷酒を楽しんだ。尊敬する先輩の話は魅力的だ。方向の定まらない私にとって、北極星のような人だ。私に足らないものは数ある。ついて行こう。
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