6月18日 もうすぐ施設入居。母はどんな気持ちで今を過ごしているのか、さっぱりわからん。
母の通所介護でお世話になっているケアマネージャが面談に来られた。思い出話を聞き出している中で、母が一言「子供の頃、ねえさんが欲しかった」ふだん目にしたことがないようなしみじみした語りだった。そんなことを思っていたなんてびっくり。そもそもいつ頃の話なのだろう。母は5人兄弟の長女、下に妹ひとり、弟二人いる。
もうすぐ老人施設入居だ。どんな気持ちで日々過ごしているのだろう。ちっともわからない。93歳になるまでこの家で過ごして、わずかな荷物をまとめてこの家を出ていく。もう二度と帰ってくることはないだろう。気丈な母だ。泣き言を言っているわけではないが、どう思っているのだろう。ちっともわからない。残りの日々、私が悪く言わないよう気を付ける。言い争いをしないよう気を付ける。
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