2022年5月12日 (木)

5月12日 広島から益田に移動。久しぶりに帰ってきたというのに、母は嬉しそうにしていない

 クルマに積み込んだのは、紺野写真塾で展示した写真額、デジタルカメラが2台入っているリュックサック、夏物衣料を入れた紙袋がふたつ。広島から益田に向けて出発。途中天気予報通り雨が降った。深入山で咲いている花を確認したかったがそれもできず通過。美都あたりでようやく雨が上がった。

 益田の家についてみれば、母は「帰ってくるのは今日じゃったかいのう」などととぼけたことを言っている。昨日電話で2度も言っているし、台所のホワイトボードにも書いてある。とぼけたことを言ってみたいのは矢冨家の伝統かもしれない。

 1週間ぶりの下の畑、じやがいも、すいか、かぼちゃ、まくわうり、にんじん順調に大きくなってくれている。今日の雨はいい雨。これでいちだんと育つだろう。

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 18時過ぎ、あたりはまだ明るい。久しぶりの夕飯を作り始めた。しかしせっかく夕飯作ったのに、母は畑からいっこうに帰ってこない。大相撲見てくれればいいのに、帰ってきたのは7時前。ええ加減にしてほしい。ようやく食べ始めても「お茶がおいしい」の連発。下手な料理であってもほめてくれよ。ね。

2022年5月11日 (水)

5月11日 月に一度広島に戻ってきて、古文書解読同好会、散髪、眼科医、風景写真塾、鋭気養い。

 月に一度広島に戻っていろんな用事を済ませる。いつもある行事は、古文書解読同好会、散髪、眼科医、風景写真塾などである。
 
 単身赴任しながら現役で働いていたときは、それぞれの任地で散髪屋さんを見つけてやってもらっていた。頻繁に広島に戻れないということもあったが、なにより赴任先の地元に少しでも溶け込むことが大事だろうと思ったからである。

 でも、散髪屋を見つけるのは難しい。私の髪はくせ毛なので上手に刈ってもらわないとすぐに乱れてしまうことになる。新しい任地で、近所の散髪屋を探し出して、ドキドキしながら店に入る。4月5月ごろなので、転勤してきた人だなという雰囲気をしっかり漂わせてやってもらう。

 一軒目で決まることもあれば、数件探し回ることもあった。カットの仕様について説明するのも、おしゃべりも苦手なので、行きつけを見つけるのはけっこう苦労する。やっとうまくできるようになっても、三年たてば次の任地に行かねばならない。

 この度も島根県益田市で散髪屋を見つければいいのだが、探すことはしなかった。月に一度広島に戻ってくる口実が欲しいだけかもしれない。
 
 今日は朝から机について古文書の勉強している。村上家乗安政二年四月を読み直している。Youtubeで読み上げるシリーズは、安政二年十月以降をアップロードしているが、過去分もさかのぼってアップしたいので、とりあえず四月から読み直している。
 
 一度読み終わっているところなので、すらすら読めるはずなんだけど、なかなかスラスラというわけにはいかない。原文のコピーを見て、解読文をA3判の用紙に鉛筆で書いてゆく。Youtubeの動画で読み上げる原稿になる。
 
 おおかたの用事は済ませたので、明日は広島から益田に移動する。益田市の5月の風は気持ちいいだろう。