2022年8月 3日 (水)

8月2日 今日は遅くなるかもしれないということで車の中から電話してみた。乗っているクルマは、ハンズフリーの設定がしてあるので、クルマを運転中にも通話ができる。

所用で私が益田にいないときは、1日のうちでどこかで電話することにしている。お母さんの都合もあるだろうから、時間を決めているつもりだけど、その時刻をつい忘れてしまうことがある。

今日は遅くなるかもしれないということで車の中から電話してみた。今の乗っているクルマは、ハンズフリーの設定がしてあるので、クルマを運転中にも通話ができる。

それで今日電話してみたけど、調子が悪い。相手の声が小さくてよく聞き取れない。しかたないので、通話を切った。

原因や対処を考えている余裕はない。クルマの運転が優先だ。後で電話します」と言って通話を切ったけど、こういうのが一番やれん。

2022年8月 2日 (火)

8月1日 お母さんが作ってくれる蝉取り網が待てないときは、簡単な道具を自分で作った。針金で輪を作って、輪の根元を竹竿に縛る。輪の部分にクモの巣をぐるぐる巻きにするのだ。蝉を袋で取るというよりは、クモの糸でからめとるものだ。少々乱暴だ。この製法は祖父に教えてもらったような気がする。

以前にも書いたが、お母さんの作ってくれる蝉取り網は抜群だった。網の口は広いし、袋も十分深い。近所の佐々木屋商店で売っているものよりせみをうまくとることができた。

お母さんは忙しいのですぐに作ってくれないことがあった。夏になると蝉はしゃあしゃあと鳴き始める。そんなときに自分で作れる蝉取り網があった。針金で輪を作って、輪の根元を竹竿に縛る。輪の部分にクモの巣をぐるぐる巻きにするのだ。蝉を袋で取るというよりは、クモの糸でからめとるものだ。少々乱暴だ。捕まえた蝉を傷つけることもある。

この製法は祖父に教えてもらったような気がする。一度教えてもらえれば、自分でなんとか作れるので、毎年頼む必要はない。お母さんが蝉取り網を作ってくれるまでのつなぎだった。

木綿の白い布で作るので、振り回すには少し空気抵抗があった。そのために空中を飛んでいるトンボをとるにはちょっと不向きであった。家のまわりを周回するオニヤンマをその網で取りたいと強く思ったけど、難しかった。もっとも、オニヤンマは家の中に入り込んで、家の中を睥睨してまわるので、明かり障子のところでぶつかっていることが時々ある。それなら簡単に捕まえることができる。

クマゼミはその網でたくさん捕ることができたが、ミンミンゼミは数が少ないので、ひと夏に1匹か2匹ぐらいしか手に入らなかった。クマゼミと同じくらいの大きさなので、捕ることができたときは嬉しかった。

ヒグラシやツクツクホウシはちょっとサイズが小さいので価値は下がった。とくにニイニイゼミはいちばん小さいし、幼児でも簡単に捕まえることができたので、もっと価値は低かった。

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2022年8月 1日 (月)

7月31日 移動中にAudibleで平野啓一郎『本心』を聞き終えた。急逝した母を、AI/VR技術で再生させた青年が経験する魂の遍歴、14時間29分長時間の朗読、聞きごたえあったが、最後のオチがなくて少しがっかり。次に半藤一利の「戦争というもの」を聞き始めた。

広島に向けて出発しようとすると、お母さんが農業用の包丁が切れなくなったから研いでくれという。これから出発しますと言った直後に言いんちゃんなやもう、早く言うてよ。

今日は浜田、国道186号経由で広島入りした。もう少し余裕があれば、江津経由、大田経由とかやってみるといいが、また季節がよくなったらやってみよう。

写真を撮りながら移動する。まず浜田市の金城で一本立ちの樹を撮った。花も雪もないので、それほど派手な絵にはならなかったけど、遠くの山が蒼くていい絵が撮れた。

次は八幡湿原。定点観測的な場所なのでじっくり撮っていく。ビッチュウフウロ、ママコナあたりが赤い花なのでうれしく撮った。
 
今日の移動中はAudibleで平野啓一郎『本心』を聞き終えた。急逝した母を、AI/VR技術で再生させた青年が経験する魂の遍歴、14時間29分長時間の朗読、聞きごたえあったが、最後のオチがなくて少しがっかり。次に半藤一利の「戦争というもの」を聞き始めた。移動中での聞き始めだったが、Wi-Fiのあるところで事前にダウンロードしておいてよかった。

大浜サイトでの更新ファイルをUSBメモリに入れて、広島に持ち帰った。大浜サイトのすべての更新分ではなく、ローカルホームページ分と、マイドキュメント関係を選んでメモリにコピーしている。写真ファイルや動画ファイルなどはいちいち広島サイトには持ち帰らない。が、いざ開いてみると、紺野写真塾に持参する5枚の写真を忘れている。あちゃ。困った。

コピーしようとは思ったが、持参する写真を選ぶのがまだだというので、USBメモリへのコピーを後回しにしてしまった。それが間違いのもと。後でやるというのは、だめだ。必ず忘れてしまう。

HTMLやマイドキュメント関連は手動選択しなくてもスクリプトで選択するようにしているので、コピー忘れはないのだけど、紺野写真塾や古文書関係はそのつど選ぶようにしているので、コピー忘れが起こってしまう。そして起こってしまった。

2022年7月31日 (日)

7月30日 田畑修一郎は益田出身の小説家である。いままで作品を読んだことはないが、名前だけは知っている。雪舟の郷記念館にスケッチや原稿のオリジナルが展示してある。面白い。これなら私にもできるかもしれない。時間がとれたら、企画を真似して作ってみよう。

雪舟の郷記念館で行われている企画展小説家田畑修一郎スケッチからみる『出雲・石見』に行ってきた。実は昨日の石陽講座のおりに招待券が配られたので、機会と思っていった。

田畑修一郎は益田出身の小説家である。いままで作品を読んだことはないが、名前だけは知っている。雪舟の郷記念館にスケッチや原稿のオリジナルが展示してある。面白い。これなら私にもできるかもしれない。時間がとれるようになったら、企画を真似して作ってみよう。

まず、案内ポスターを作ってみた。

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2022年7月30日 (土)

7月29日 雪舟の郷記念館主催の石陽講座「遠田八十八ヶ所②」に行ってきた。矢冨巌夫名誉館長。発声がいい。迫力あるし、明瞭な話しぶり。話は予定の5分前に終わり、会場に質問を振られた。私は質問のタイミングを失って、質問ができなかったことが残念だ。

雪舟の郷記念館主催の石陽講座「遠田八十八ヶ所②」に行ってきた。日本のコロナ感染者(正しくはPCR検査陽性者)の数が世界一になっているというので、中止になってしまうことを心配したが、主催者は頑張ってやってくれた。ありがたい。

日本人はこんなに頑張ってマスクして、アルコール手指消毒、プロ野球声無し応援しているのに、なして世界一になってしまったのだろう。つい最近まで日本さざなみだったのに。悪いことしていないのにね。

桂木正則氏の紀行文の紹介があった。この人はつい最近の人。2013年の四国遍路について書いてはる。私が徳島大学に赴任したのは2005年なのでほとんど同時代。簡潔な文章を書いておられる。私もきちんと書けば、こうやって後の人に紹介してもらえるのにねと思った。

次に出てきたのは大石正雄氏。「安田村発展史」の上下巻を現代仮名遣いに訂正してすべてパソコンに打ち直したとある。この人は遠田八十八ヶ所、118祠を全部回って、写真にされたとのこと。これはいわゆる出版されたものではなく、写真や地図を紙に出力して、バインドしたもの。この人は、日本中の滝を訪ねて本にされた人。こんなすごい人がいるんだ。

今日の講師は矢冨巌夫雪舟の郷記念館名誉館長。かなり年配の人のようなだが、発声がいい。迫力あるし、明瞭な話しぶり。話は予定の5分前に終わり、会場に質問を振られた。私はさっと質問内容を考えたが、急だったので、質問内容をまとめている間に、世話の人がまとめに入られて、私は質問のタイミングを失ってしまった。こういう時は的確な質問をすることが聴衆の責務なのに、できなかったことが悔やまれる。

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2022年7月29日 (金)

7月28日 おかあさんを連れて歯医者に行った。親知らずを抜いてもらうと言っていた。予約の9時30分になってもなかなか呼ばれず、そして診察に入ってからもなかなか終わらない。私は待合室でじっと待つだけ。普段手にしないファッション雑誌を眺めて、若い女の子っていいなと思う。最近見かけるチャンスがない。あったとしてもみんなマスクしてござる。

朝食の支度をしながら目の前の窓の外、崖を見ていたら、いつもと違うサワガニがいた。色が赤く、はさみも大きい。なんとそいつがクマゼミを食べている。体の大きさがおなじくらいなので迫力ある。カメラと三脚を事務所まで取りに行って、食事の準備後回しでしばらく撮影した。

サワガニの食事がひとだんらくしたころ、ふと見るとそばにナデシコの小さなつぼみをひとつ見つけた。これは楽しみだなと思った。朝食の後、一時間くらいのでこのつぼみがどんどんおおきくなり、昼前には完全に開花した。50センチ離れた場所にはオトギリソウのつぼみが黄色くなっていた。こうなれば1日か2日のうちに咲くだろう。いろいろ楽しみがあっていい。

今日の日差しはあまりに強い。晴耕というわけにはとてもいかない。雨読用バックログはたくさんあるけど、どれも着手する気持ちになれない。村上家乗安政二年を読むの5月分が終わっていないことに気がまわった。読み上げ原稿はできているが、収録がまだだった。25日から30日まで6日分がやりかけになっている。下読みを始めたが、なにか興が乗らない。

iPhoneとマイクをセットして、冷房を止めて収録する気にはなれず、なんと安政二年6月分の原稿を作り始めた。この分量だと今週中にやりきるのはさすがに無理。だと思う。

おかあさんを連れて歯医者に行った。親知らずを抜いてもらうと言っておられた。予約の9時30分になってもなかなか呼ばれず、そして診察に入ってからもなかなか終わらない。こっちは待合室でじっと待つだけ。おいてある雑誌を開く。普段手にしないファッション雑誌を眺めていた。若い女の子っていいなあ。最近見るチャンスがない。あったとしてもみんなマスクしてござる。

2022年7月28日 (木)

7月27日 村上家乗を校正するために嘉永5年、6年のカレンダーを作った。779日分、嘉永5年正月元日が壬午(みずのえうま)から始まる。このカレンダーをexcel互換のWPS SpreadSheetsで作ろうとしたが、これにはふたつのセルを指定して、下にドラッグする機能がない。それがために、結局779行の日付と干支をひとつひとつ手入力した。やれやれ。

村上家乗は村上家の日記で、1日ごとに記載がある。それぞれは日付と干支で始まる。この干支は今でいう曜日のようなものであるが、曜日の7個と違って60個でひとまわりする。順番は暗唱できたとしても、その日がどんな干支であるのかは暦を参照しなければわからないはず。だからいつも暦を参照しながら、1日の記述を始めていると思いきや、嘉永5年、6年を見ると、訂正した個所がたくさんでてくる。

 ここはきちん校正しなければいけんなと思い、嘉永5年、6年のカレンダーを作ってみた。779日分、嘉永5年正月元日が壬午(みずのえうま)から始まる。このカレンダーをexcel互換のWPS SpreadSheetsで作ろうとしたら、大変。このソフトにはふたつのセルを指定して、下にドラッグする機能がない。それがために、結局800行の日付を全部手入力した。やれやれ。

 エクセルを購入しようかとも思ったが、そんなに好きなソフトでもないし、いままで互換無料ソフトでやってきたので、よけいな時間をかけてでも入力した。各月の干支は『日本史年表』で確認した。

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2022年7月27日 (水)

7月26日 なんのことはなく寝坊。7時前に起きだしてしまった。お母さんは着替えて外に出ている。今朝はホトトギスが盛んに鳴いていた。

早く起きて草刈りなんてことを思っていたが、なんのことはなく寝坊。7時前に起きだしてしまった。お母さんはすでに着替えて外に出ている。今朝はホトトギスが盛んに鳴いていた。

夏は夜明けが早いので、5時半より前に起きだして、草刈りなどの外作業に着手すべきだ。朝は涼しいし、蚊はいないし。わかっているけど、深夜のお酒が楽しみだし、朝寝坊も快感だ。

今日は午後雨の予報が出ていたので、午前中から家まわりの草刈りに着手した。天気予報に反して晴れてはいたが、心地良い風が吹いていた。

刈払機の刃は最近取り換えたので、スパスパ切れて気持ちが良い。午前中はエンジン式の刈払機で家まわりの草刈りをした。

午後は充電器式の刈払機を使って、午前中にできなかった個所の草刈りをやった。

2022年7月26日 (火)

7月25日 嘉永5年・6年の校正ができた。うれしい。すぐに送信した。これで各種やり残しに着手できる。周辺の草刈り、サワガニの動画、庭木の剪定、スイセン球根の堀上げ。やりたいことはたくさんたまってしまった。

出来たぁ。村上家乗嘉永5年・6年の校正ができた。いつもであれば、手元に1日においてから送信するが、今日はうれしくてうれしくてすぐに送信してしまった。これでバックログというか、各種やり残しに着手できる。

周辺の草刈りもしよう。サワガニの動画も作っておこう。庭木の剪定もしておこう。スイセンの球根も早くほりあげよう。

眠くなりながら村上家乗を読んでいたら、近所の友達がやってきた。久方ぶりに益田に帰ってきたとのこと。我が家の庭に生えているキシミの枝を取りにきちゃった。最近まで参院選挙で忙しかったという。

そういえば私は選挙なるものをやったことがない。高校の生徒会長選挙以来をやったことがない。元気な間に一度やっておきたいなあ。目標に向かって多人数で取り組んで、ある日曜日に結果が出る。きっと充実した日々が過ごせるのだろうなあ。

残り人生、やっておきたいことがまだまだある。犬はこれまで一度も飼ったことがない。これはもう無理だろうなあ。オーロラを見に行くこと、米を作ってみること。たわいもない夢かもしれない。

浄化槽法定点検の案内がきている。確認しておこう。雨がときおり降って、そのために気温があまりあがっていない。今がチャンスだ。刈払機もばんばん使っておこう。文武両道、晴耕雨読を目指そう。

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2022年7月25日 (月)

7月24日 古文書解読文校正の作業をここ数日、根を詰めてやっている。ひたすら読んでいく作業なので、眠くなるし、読めない文字を前にすると自分の至らなさに情けなくもなる。適度の気分転換も必要だ。

 古文書解読同好会で解説してくださっている西村先生は来年3月ごろに資料集「家乗嘉永五・六年」を出される予定とのこと。範囲の解読文の誤字・脱字を見つける作業が同好会のメンバーに依頼された。誰もができる作業ではないので、ベテランを中心に始まった。

 依頼文書の宛先を見る限り、わたしがそこに入るのはおこがましいかぎりです。ま、そうは言っても引き受けた以上はなんらかの貢献はせねばならない。わたしにしかできない校正もきっとあるにちがいない。

 この作業をここ数日、根を詰めてやっている。ひたすら読んでいく作業なので、眠くなるし、読めない文字を前にすると自分の至らなさに情けなくもなる。

 ほかのメンバーのような立派なお仕事はできないので、早さ勝負で行く予定。

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一日中やっているとさすがに疲れるので、午後はカメラを持ってでかける。最近取り組んでいる赤いものを撮るシリーズの被写体を探す。意外とないものである。遠田の海岸に行ってみる。風もないのに大きな波が岩に砕ける。これは赤くはない。

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