2024年1月 9日 (火)

1月9日 理系の私は思う。あの世なんてのはありません。無です。今のうちにやれることが全部です。

正月9日 年が改まり、嫌なことは忘れ、さんさんと輝く朝陽を浴びて、新しいスタートを切ることができると思いきや、神様はそんなに甘くなかった。

訃報。そうだね。来るんよ、やってくるのだ。

どうしようもないと思う。私にできることなんか何もない。葬儀に行ったとしても何にもならない。そんな。

どんな風に思っていた人であれ、なくなってしまっちゃあいかんよ。生きていてこそ、歯向かっていけるのに。

訃報ばっかり入ってきていけん。自分だけでも強く生きようと思う。

無茶やってええんよ。

理系の私は思う。あの世なんてのはありません。無です。怖いけど何もなくなります。なら、今のうちにやれるのは全部です。そしたら何をすべきか自明のはずだ。

深夜11時30分。家人はもう寝ている。そうだ。インターネットがつながっている。この時間にリアルに話ができる人。渇望。いないかなと思っう。LINEの友達に電話してみる。応答なし。そりゃあそうだ。そんな時間。彼にも日常の生活がある。

いやあ、そうだとしたら、誰にもコンタクトできぬ。その現実だけが迫ってくる。誰もおらん。

2024年1月 1日 (月)

1月1日 風はおさまり、ときおり日差しがあって気持ちのいい正月になった。いい年が始まりそうだったが、石川県の地震と津波にはびっくり。

新年早々に石川県のほうで地震と津波があった。島根県では津波注意報だったが、ひやりとしたね。寄生虫の人とか観光客とか多いだろうと、真っ暗になってからの避難だとそりゃあ肝を冷やされたことだろう。

近所の方が門松を見に来てくださった。いっしょにやってきたお孫さんはミュージカルに出ているという。将来の大スターだ。門松の前で記念写真まで撮ってくださった。ありがとう。見てくださって。私は小さい子供慣れしていないので、お年玉を渡すの忘れてしまった。二人が帰った後で、急いで封筒探した。大スターへのご祝儀を渡してきた。

今日は風もおさまり、ときおり日差しがあって気持ちのいい天気だった。いい年が始まる予感だったが、石川県の地震と津波は大変な一年のはじまりになつた。

2023年12月30日 (土)

12月30日 門松づくりにほぼ一日を使う。暮れの忙しいときに、ぜいたくな時間の使い方をしてしまった。

門松づくりの一日になってしまった。暮れの忙しいときに、こんなぜいたくな時間の使い方をしていいものだろうか。

朝いちばんは、国道法面の小さな松を根元からカットして持ち帰る。それだけでは遠慮なので、邪魔な雑木を刈っておいた。

近所の山に行ってボケの花を取ってくる。我が家の山にあがってナンテンを取ってくる。さて、門松の三本の竹を縛り上げる男結びに手間取ってしまった。泥縄でYoutube見るも、理解できず。あせる。

結局、去年私が作ったYoutube動画を家内に見てもらって、それを解説してもらってようやくできた。年末の陽ははや、中山の向こうに隠れようとしている。間に合った。

男結びの方法はわかりにくいからというので、私が作った動画を私が見ても理解できなかったというとんでもないオチがついてしまった。

20231230_1702

2023年12月27日 (水)

12月27日 正月の買い物ついでに三隅梅林公園に立ち寄る。門松の飾り用に剪定された枝を分けてもらう。

天気が回復したので、オカにあがって、門松用の竹を切り出す。その前に気になっていた墓を見る。杉の落ち葉が一面散らばっている。箒で掃いて行くが、湿り気があるのか、なかなか掃き集まらない。正月がくる。あまり粗末にできない。時間がかかってもしようがない。

ひととおり掃き終わったあと、竹を見回る。一年前は、太い竹と細い竹の両方で作ってみようと工夫したが、これは失敗。今年はその経験を活かし太さをそろえることにする。とはいってもそんなにたくさんの中から選べるわけでもない。生えている場所、竹は1年生、2年生は残しておきたいので、節の黒いのを選ぶ。そうすると径がおおきくなってしまう。ちょっとあたりをひとまわりして、今日切り倒す竹を選ぶ。

カメラの位置を探る。光線、背景などを考慮する。陽はまだ高くなので、光線の選択は難しくはない。

竹は案外に曲がっているので、倒した後、2メートルの長さに玉切りして並べてみると、存外に揃っていないものである。太さも思いのほかばらばら。5本の竹を倒して、玉切りのあと、6本を選んで持ち帰る。しかし、意外と思い。一度に2本運べない。1本ずつ家に持ち帰ったのでは効率悪いけど、ついでになにか持ち帰るのも難しい。

昼ごはんを簡単にすます。今日お母さんはデイサービスに出かけているので、自分一人用に簡単にスパゲッティ茹でる。おいしいね。

食後、もう一度オカに出かけて、竹を持ち帰る。直後に測ってみると、1本は5㎏。これを重く感じてしまうのか。


三隅のサンプラムキヌヤに行く。生花を買う。正月の仏壇、墓用に買う。ふと注連縄を見ると、ものがいい。キヌヤ益田本店にあったのよりこちらがいい。来年はここで買おう。

三隅梅林公園に立ち寄る。毎年この時期に梅の剪定をしている。剪定された枝を分けてもらう。これを門松に使う。つぼみは小さいのしかないけど、まあ、気は心だ。

20231227_1501

2023年12月23日 (土)

12月23日 食パン、イングリッシュマフィンなどを買ってきて、ストックしておく。しかし、残量が少し変だ。

朝食にパンを食べたいという。私もたまには朝食にパンはいいなと思ったが、お母さんの希望なれば、それなりに用意するので、ほぼ毎朝ということになる。

 グラノーラに暖かい牛乳入れて、甘いジャムをひとつまみつけて、パンは焼く。トースターはないので、ガスレンジで、魚焼きグリルにのせてやく。

6切り食パン、イングリッシュマフィンなどを買ってきて、ストックしておく。しかし、食事のたびに数を確認すると、残量が少し変だと思うようになっていた。
今朝、お母さんに聞いてみた。あたり。お母さんは、食事用にストックしているパンをときどきつまみ食いしているようななのだ。

やれ、つまみ食いかいな。やれんなあ。それで夕食のときはおかずだけで、ご飯はイランと言われてもねえ。困った。どうしよう。

ここ数週間は、おかずだけ食べるので、ご飯はいらないというご要望に応えているのだが、そうするとおかずの量がどうしても減ってしまう。

さて、どうしょう。家内に相談したら、夕飯のときも、パンを出してみたらということになった。明日からそうしてみよう。

パロマのガスレンジが優秀で、燃焼音がまったくしない。日本の技術者はここで優秀になった。しかし、それは利用者が望んだこととは違う気がする。エンジニアは、自分立ちの技術的な到達点として、ガス燃焼音の減少ということを目指したのかもしれないが、それは、ユーザーの欲したことではないと思う。技術者は静かにガス燃焼がうれしいかもしれないが、ユーザーとしてはぼうぼう音がして燃焼してほしい。

今日は鎌手の地学散歩の収録で、岡見に行ってきた。15時過ぎに帰ってきたら、ご近所のおばちゃんの姿を見た。手に何かもっておられる。ゆずジャムとゆずみそをもってきてくださった。うれしい。お母さんはパンが好きだから、これはうれしい。明日の朝から、ちょいづけしてみよう。手編みのベストもあった。暖かそうだ。ここ数日とても寒いので、とてもうれしい。

2023年12月20日 (水)

12月20日 母が私を呼んでいる。針に糸を通してくれと言っているのだろうと思って行ってみると、私にボーナスをくれるという。

連日昼に寒い日が続く。庭仕事ほかをやりたいのに困ったもんだ。ダイダイがそろそろ収穫時期だ。GoPro持って行って収穫動画を撮りたい。都屋の歳末風景というもいいけど、こんなにどんより曇った日が続いたのでは、華やかな絵にならないだろう。そういえば、日の入り時刻のピークを越えたようだ。これからは少しずつであっても、日没時刻が遅くなっていく。ありがたいる

夕刻、か弱い声で母が私を呼んでいる。針に糸を通してくれとでもいうのかと思って、声のするほうに行っているみると、畳の上に座り込んでいる。封筒を差し出して私にボーナスをくれるという。もぅ、そんなことしなくていいけん。もぅ。

後で封筒の中を確認したら、35万円も入っていた。現役の時だってこんなにボーナスもらっていなかったよ。もう。

2023年12月16日 (土)

12月16日 コロナウィルスのせいばかりではないだろうけど、親戚付き合いが減ってしまった。それはそれで悪くはない。

朝、眼が覚めても布団が暖かい。気持ちいい。お母さんのデイサービスがないんなら、ゆつくり布団のぬくもりをだらだら楽しませてくれよと思う。

納屋の二階に行って、洋服ダンスから礼服を取り出す。よしよし、これで行こう。今日はおばさんの50日祭。お母さんはこの家から野村家に嫁いできたのだけど、今日の祭りはもう圏外になっている。今日の祭りには私ひとりででかける。

10時始まりだと言われていたが、20分前着のつもりで出発した。着いてみれば、私は遅いほう。みなさんお集り。この地区の人は早め、早めの行動なんで
す。私の常識が足らないのか。あまり気にしないことにする。

コロナウィルスのせいばかりではないだろうけど、こんな親戚付き合いがすっかり減ってしまったけど、それはそれでいいね。悪くない。

家での50日祭が終わって、祖霊社に歩いていく。それでいい。歩いて行ける距離なのだ。

その後、行けるものでクルマ分乗して墓地に行き納骨する。墓は墓地の高いところにあって、見晴らしのいいところだ。これなら骨になった故人もさみしくはないだろう。

2023年12月15日 (金)

12月15日 明日は、おばさんの四十九日、神道だから50日祭かな。天気はちょい心配だけど、従兄弟に会えるのが楽しみ。

同人誌8号原稿の初校に赤を入れて、郵便で返送した。広島にいれば、手元に切手ストックがあるので、ちゃちゃと重量測って、切手貼って投函すればいいが、ここ益田ではそれもならん。A4用紙を入れる封筒を作って、クルマに乗って津田の郵便局までいく。サイズ重さを測ってもらって、140円を払う。

電子メールで送られてきた原稿なので、それを修正して返送すればすむのにね、なしてか要領が悪い。まあ、こうローテクなのも結構楽しい。

母のデイサービスは水曜日と金曜日。この日は天気や予定が合えば、外食に行くようにしている。またこんな日常が戻ってきた。うれしい。今週は水曜日にも言っているので、ちょっとうまくないかな。

今日は777でとんかつ定食。うれしいなあ。毎週でもいい。天気快晴。気持ちいい。寒くない。

最近はずっと古文書解読同好会の予習に時間を費やしていた。際限がないので、16日までと区切りを決めた。その日までは予習に力をいれる。その時点で区切りがつかなかったら、あきらめる。後日にする。17日からはたまりにたまったYoutube動画や正月準備に取り掛かる。ちっともはかどらない。企画段階の在庫がありすぎ。量産体制を整えてゆかねば。

明日は、おばさんの四十九日、神道だから50日祭かな。それにでかける。そんなに時間は要しないだろう。従兄弟に会えるのがたのしみだ。

2023年12月 9日 (土)

12月9日 お母さんにお結び作ってくれと頼んでみた。これなら得意だろう。

ショートステイから帰ってきて二日目のお母さん、夕飯にシャケ入りかす汁を作った。昼にこれが好きだと話をしていた。1週間以上外に行ってもらったのだから、作ります、作ります。キュウリの塩もみにかにかま入れて、塩コショウしてサラダを作って、副菜にした。塩昆布、ラッキョウの箸休めも小皿に盛りつけた。これなら喜んでくれるだろう。

冷蔵庫を見たら、家内が買っておいてくれたかりかり梅ちりめんがあったので、炊き立てのご飯にまぜてみた。色鮮やかでこれはうまそう。

しかし、お母さんは夕飯にご飯は食べずにおかずだけにするという。やれやれ、せっかく混ぜご飯を作ったのに。

おっ、そうだ。このつくったばかりの混ぜご飯でお結び作ってもらおう。お結びを作るのは得意だろう。喜んで作ってくれるだろう。得意仕事を頼んだら、ちゃちゃっとやってくれるかもしれない。

しかし、頼んだ直後に出た言葉がちょっと心配だった。お結び作り器を使うというのだ。そう、塩化ビニル製で、お結びの形をしていて、その中にご飯を入れて、押し込んだら三角お結びになるやつだ。なしてそんなもん使うの?、三角結びでも、俵結びでもちゃちゃっと作れるんではないの。三人の子供と旦那の弁当をずって作ってきたんでしょうに。

作業を見とったらいけんと思って、台所から離れた。30分ぐらいして台所に行ってみた。あや、諸宅テーブルの上が散らかっている。うまいことできないと言っている。えっ。

自転車の運転や水泳みたに身体で覚えたことは、時間が経過しても、記憶になくっても、ちゃちゃっとできるのではないの。お母さんに言わせれば「思うようにならん」えっ?

あと1か月で93歳になるお母さん、お結びをちゃちゃっと作れなくなったのですか。いゃあショック。これって認知症なの?。嫁に言われるの嫌だけど、息子の私が認めるのはもっといやだなあ。

20231209_1957

2023年12月 8日 (金)

12月8日 母がショートステイから帰ってきた。食事のパンが小さくて、ひとつなのが不満らしい。年寄りだからこんな待遇なのだとぼやく。

母がショートステイから帰ってきた。今回はどういう感想を言うのか楽しみにする。

母はパンが好きなのだが、食事の時に出てくるのが小さいパンがひとつなのが不満らしい。食堂でとなりの人に指摘されたら、年寄りだからこれしか出してもらえんのだとぼやいていたという。

ちゃうちゃう、お母さん、最初の面談の時、小食だからと伝えたから、ケアハウスではそれなりの量が毎回出されるんですぅ。と私が言っても理解してもらえないようだ。

困りごと、不満ごとがあるんなら、ハウスの職員の人につたえなきゃあと言っても、要領得ない。夜の布団が寒いという不満の時もそうだった。ショートステイから帰ってきて、私が伝えて、電気アンカ持参という話になった。

不満をその場で言わないのが、この人の美徳なのだ。それならそれで、家に帰ってきてから家族に不満を言わんでもええのに。まるでお母さんの意向を伝えた家族が悪いんだといわんばかりだ。やれん。

今回もいろいろと不満があったようだ。そんな好き好んでショートステイに行ってもらっているわけじゃあないんだけど。また明日からこの築75年の古民家で母一人、年金生活息子一人の生活が始まる。まあ、もめごとのないようにはやらせてもらうけどぅ。

20231204_1337